のんびり日記

リターンライダーが大型バイクに悪戦苦闘しています

CB650R インプレ

最初の印象はだんだん薄れていくので

ここで記録しておきたいと思います

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まず、またがってみて

はじめに驚いたのは

「前に何もない!」ということ

メーターも小ぶりでシンプル

だからハンドルから前が何もないように見えます

これは慣れるまで、前傾でつんのめる感じで

けっこう不安な感じでした

 

エンジン始動

イグニッション鍵穴の周りが盛り上がっているので

キーホルダーに家の鍵やらエネキーやらつけてると

引っかかって回りません

 

アイドリング音はけっこう大きな音です

低音が響く感じで

これぞ「大型バイクの音」という感じです

乗ってる方はテンション上がりますが

早朝など近所迷惑になってないか

かなり気になります

 

で、

いよいよ発進

 

発進して「?」

「あれ?加速感がない」

 

教習車のNC750はちょっとアクセルを開けると

「ドドド・・」という感じで

豊かなトルク感とともに

トトトトーン、と加速してくれたのですが

 

「これは期待はずれ?」

とりあえず思ってたのとちがいました

少しアクセルを開けたら

身体がもっていかれる加速感と思っていたのです

 

なにしろ試乗というものをしていませんから

「大型バイク」といえばNC750みたいなものと

信じ込んでました

 

ホンダドリームからの帰り道

「うーん、これは違うかも」

と思いながら帰りました

 

ただ、その感想は

次々と覆されていきます

 

まず、加速ですが

どこまでも加速します

予想以上の加速はしませんが

予想以下の加速もしません

いつでも回した分だけ

こちらが欲しい速度をくれる感じです

しかも、そこで気づいたことは

その感想はすべて4000回転以下での話だということ

タコメーターではレッドは10000回転の遥か上

5000回転からはすごく荒々しい音に変わり

ビビって回せません

この先もおそらく回すことはないでしょう

 

低速では

2000回転も回っていれば

スムーズに回って加速していきます

 

でも、バイクからはいつも

「まだまだ、こんなもんじゃないですよ」という

そんな「余裕」のコメントが聞こえてくる感じです

 

これが2気筒と4気筒の違いか、と

自分なりに理解しました

 

4気筒、なかなかいいです

なかなか本領発揮までいきませんが

3000回転付近の本当になめらかな

回転のフィーリングは、もう「快感」です

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大型に乗って

エンジンをあまり回さなくなりましたし

とばすことも少なくなりました

 

用途は通勤とツーリングですから

 

余裕の走りが気持ちいいのて

それで全然okです

 

 

ただ時々気持ちよく走っていると

えげつないスピードが

出てしまっていることがあります

 

これだけは気をつけないといけませんね

大型あるあるです

 

ギアのフィーリングはまずまずですが

1速から2速への変速時によくトラブります

ニュートラルに入ってしまい

恥ずかしい音を立ててしまったことが

何回かあります

これはこっちの問題でしょう

 

あとは普段はさっさとトップギアまで入れて

のんびり走ることが多いです

 

ブレーキはレブル同様素晴らしいものです

リアはもう少し効いてもいいかな、と思うくらい

マイルドですが

これも本気出したら凄いという

雰囲気をまとっています

 

高速は安定しています

80から90キロ巡航は快適そのものです

 

ワインディングも得意です

コーナーの出口を見るだけで

バイクが勝手にそこにいきますから

何もやることありません

それ以上のレベルになると

面白そうなのは理解しますが

そこまで行こうとも思わないです

 

安全に余裕持って楽しんで乗るのが

いい感じです